『百人一首』ミニ写真紀行 その1 西山三鈷寺へ
土地勘のない関東者の筆者は、この眺望に驚きました。
かつて二大仏七城俯瞰の眺望とうたわれたのだそうですが、
奈良の大仏と方広寺の大仏(江戸時代に焼失)が共に望めたといいます。
大伴家持の関わったという藤原種継暗殺事件のあった藤原京も、眼下に見えます。
『百人一首』のもとになった嵯峨中院山荘障子が歴史を俯瞰するための装置だとしたら、
この眺望は地理的な俯瞰を見るものに提供してくれます。
正面は御堂に接しています。ふたつの石塔の上には証空上人の木造が祀られています。
これは西山国師の桂
バス便があり、途中、業平が高子と参った小塩山のちかくを通ります
※以上 2015.5.15の写真